bombknee

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<IT土方(レスザンITどかた)

(invited from mgng)

Reviews (1962)

Gary Numan / The Pleasure Principle
ブッチャーズ吉村さんが亡くなったときにfeverで催された吉村秀樹会で形見分けみたいな形で「CDご自由にお持ち下さい」で頂いた。もし自分が留萌の中学生だったら、吉村さんにこれを聴かされて"壱万円"って書かれたノートの切れ端を渡され焼きそばパンを10個買いに行かされた挙句「ちゃんとお釣貰って来いよネコババすんなよ」って言われてたかもしれない。
Mugbum / Mugbum
割とコンパクトな編成と楽曲でいて、この情報量。クドさはなく程よい密度の波動が可視化され時間と空間を漂う様子。キーワードはマイペース。
Tangerine Dream / Rubycon
数年前、久しぶりに人前でやった演奏がこれのパート2みたいだった。こんなに練られた構成じゃなく垂れ流しだけど。
Nukey Pikes / NO POINT
ある種、特異点的なアルバム。ファーストの頃からの明快でメロディックなアップテンポのパンクな曲と展開が多く密度の高い曲が全体感を損なうことなく共存している。活動後期まで演奏された「BLOOM」や「夏の逃げ水」のように日本語の歌詞の曲がこの頃から増えている。独特の言葉選びは後に活躍するバンドにも何かしら影響を与えているように思う。
Primal Scream / Screamadelica
来日するらしいですよと言われて新譜聴かずにこれから聴き始める(最近のは全然聴いてない) ボビーの目つきは相変わらず悪そうだがHigher than the SunとDon't fight it,feel itはやっぱり好き。
Nukey Pikes / NO POINT
あれ、これ曲順が違う。帰ったら修正する。
Nukey Pikes / Nukey Pikes
公式盤では一番聴かないアルバム。発売当時はライブを観たこともなかったので単純にこのジャケのデザインが同じ頃イギリスにいた某バンドを彷彿させ食わず嫌いで遠ざけていた。後になって手に入れた(HeresyのKalvが運営していたIn your faceから日本盤に先駆けリリースされた)イギリス盤再発を聴いて後悔した口。このアルバムだとダンシングクイーンやキッズアーオールライトのカバーとかLittle bit sad Song(トリビュート盤でpaumeが素晴らしいカバーを提供)ようなメランコリックな曲も聴ける。ニューキー祭はもう少し続く。
Nukey Pikes / The Split Desert
「えーそれではニューキーパイクスはじめます」直後の「ヒューっ」という奇声を発しているのは俺
Wrench / Nukey Pikes / Wrench / Nukey Pikes
グランジやらミクスチャーやらオルタナティヴなる冠詞がロックに付着して久しい90年代中盤を嘲笑する様子を収めた一枚
Bonanzas / Bonanzas
鬼才/奇才は数多く居れど吉田ヤスシのエクストリームさ加減はSPASMOM~Suspiria~Bonanzasの活動を追えば群を抜いている事は明白だ。異形とは彼の為に準備された言葉なのかもしれない。
http://bnzsmail.wix.com/bonanzas#!news/c8ox ←このジャケデザインも開けたら最後、途方に暮れる素晴らしさ。
Spasmom / スパズマム
Wrenchを聴き終えて気づいたら無意識に再生していた。次は意識してここからbonanzasに流れよう
WRENCH / BLACK HOLIDAY
彼らもハードコアを出発点に"ミクスチャー"という安易なカテゴライズに抗い続けたバンドのひとつであると思う。そもそもロックとは異質な何かを取り込むことでロックし続けるものだ。ただし「呼吸する夢」のイントロが「偉大なる詐欺師」と丸かぶりするのはここだけの秘密だ。
Nukey Pikes / CONSUME
90年代初頭に従来の日本のハードコアを踏まえつつ当時脚光を浴びていたイギリスのハードコア第二世代(HERESYやACCUSED)との連帯やメロディックなパンク(SNUFF)などとの共演など幅広いスタイルを提示することでビヨンズと並び支持層を拡げながら、モッシュしたいとかダイブしたいリスナーの期待より自分達の信念を貫き筋を通す事でハードコアであろうとした彼ら。レンチやブラフマン、スパナムらに与えた影響はファーストやセカンドよりこのアルバムの方が大きいと思う。渋谷のLa mamaで牧戸さんの録音。ベースとボーカルはハードコア然としていつつギターとドラムはオーソドックスでクリアなロックの録り方のような感じ。ハードコアを感じるのは言葉遣いの独特さもあるかもしれない。
Nukey Pikes / The Chronicle Shots
アウトテイクとか未発表のライブテイクのコンピ。ライブは活動後期のもので心無い先見性~5%~Naked Pride~Capitalismのどれをとっても凄まじいとしかいいようがない。老害としてはエモを聴いて喜んでる若い子に無理やり聴かせたい。そして3rdの"consume"とラストライブとなった"the split desert"のCDを買わせたい。
CONVEX LEVEL / donotcl
もうそろそろライブ会場に向かいます。
Cabaret Voltaire / Amsterdam Paradiso 9.12.83
常にスタイルを変え、それが何かのマネでなくフォロワーが生まれるわけでもなく。というのが彼らの好きなところ。昨年WRANGLER来日でマルを観れたのでそろそろリチャード単独でもいいからキャブス名義でライブやったりしてほしい。

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