ロックギタリストということでは時間を経るごとに好きになっていったヤマジがいるわけで。このアルバムの一曲目イントロを聴くとWIREのファーストに入ってるあの曲そっくりでえーとかあーとか言っちゃうけどその後からどんどんグイグイ入っていく。
昨日のケンゴマツモトのライブを観ながら思い出したのはルー・リードだった。ソルマニア大野さんの演奏する姿から、ロックギタリストにとってノイズを出すのはロックの残滓を大切に思うからだと学んだ自分にとってそれはごく自然な印象だった。帰宅して物販で買った彼のソロ作“SAD ORCHESTRA”に自身によるライナーが封入されており、METAL MACHINE MUSICに言及していたのを読んでちょっとガッカリしたけど、ギターを弾く姿はよかったよ。ノーベンバーズ聴いたことないけど。
クレジットをよくよく見ていたらMBが参加していた。
『日本のグレイトフル・デッド』だそうですが、確かにアメリカン・ロックの泥臭さを見事に日本のものにしていて、それこそデッドだのオールマンだのといった名前を思い出すようなブルージーで美しいギターが最高です。揃えたい。
昨日聴きそこねたピールセッション。
Rimp Romp Rampを初めて聴いた時、Red時代のキングクリムゾンみたいだなーとか思って、当時一緒にバンドやってたギタリストに聴かせたら夜通し吉祥寺のデニーズでそればかり聴いていたのをいま思い出した。
方々を探し回って漸く入手。有名どころのレコード屋でなく怪獣ソフビを扱う某店にあった。意外なところにあるものだ。
抑制の効いた演奏、ボリュームが大きくなっても力が入らず一定の熱量のまま聴いている自分だけが加熱されていく感じ。たまらん。
実物のジャケの凝った造りも素晴らしい。
で、こっちはHorizontal Holdかフェードインで始まるという…
Paperhatsでギャレス・ウィリアムスが叫ぶパートはブートの演奏より格好いい
物凄い情報量です。洪水です。でも終始エレポップで泣けるので、溺れても構いません…。
24track loopのリミックスといってもいい
今使ってるイヤフォンで聴くとキックの聴こえ方が違う。面白い。
出勤の支度中にふと思い立ってThis Heatの公式盤とブート1枚をiPodに放り込んだ。
通勤の時使う道が酉の市の場所取りに占拠され邪魔なのとラーメン屋の入口にある蛇口からポリタンクに注水しているテキ屋(たぶんたこ焼き屋台)を見かけて不愉快。商売繁昌。
解散してない…よね?でももう新譜は望めないかもなあ。