Atom™の音の磨き具合の事ばかり考えていた矢先に来月からクラフトワークのドイツ語版アルバムが全て配信されるという話が。知人に頼まれてDer Katalogを代理購入(なんで???)したついでに開封させて貰って家にあるThe Catalogueのブックレットとの違いなど諸々堪能したのを思い出した。隔世の感。
オルガンを基調にした曲は穏やかながら其処彼処に不穏な響き。凶暴な声とハーシュはここでは聴こえないがうっすらと小長谷さんのチャントが聴こえる。フィールドレコーディングと宅録で構築した世界はなお健在で、この時勢のせいかどんどん曲が出来ている模様。
きっとこれは、好きなシューゲイザー。(シューゲは、聴いてみると自分の求めてるのとはちょっと違うのが多い。)
今日は吉村さんの日ですね。もう7年になりますね……。
ギタリスト&ドラマーの2ピースにベーシストが加わり3ピースに。4/18昼にTHREEで観る予定だったのが自粛延期。観れる日が来ることを心待ちにしている。
70年代のヘッドハンターズ、80年代のロックイット/フューチャーショック/サウンドシステム、90年代のディスイズダドラム、00年代でこれ。音楽的に貪欲。野心家。
Colinソロ、DOME、Robert Gotobed(ステージネームにしてもおちゃらけた名前だな)に分裂していたWireが活動再開したのは1985年。公式音源ではこれが活動再開後、最初期の演奏という事になると思う。翌年リリースされるシングル"SNAKEDRILL"は既にこの時点で収録曲のアレンジで演奏されており続くアルバム"The Ideal Copy"や"A Bell Is A Cup... Until It Is Struck"に収録される曲も歌詞は同じだが全く違うフォーマットで演奏されている。Muteとの契約前、なんとなく154の残り香を感じる。非常に興味深い。
例えようのないセンスの宝庫。こういうリズムボックスの使い方はなかなかできないのでは。
買おう買おうと思いながら放置していた。今年新作が出たのを忘れていたので注文して、先ほど届いたので聴く。いつまでCDメディアを買うのだろう。
PIZZA OF DEATHでほぼ唯一と言っていい青春の一枚。ベタだけど本当によく聴いたなあ。当時のライブもいっとけばよかった。
KKからのリリースなのでモロEBM(EDMじゃないよ)を想像すると全く違う反応が返ってくる。そりゃAtom Heartだもん。
『クリムゾンの攻撃性をサイバーにしたらもっとカッコよくね!?』を1979年というタイミングで提示して見せたこのセンスは本当に凄い。クリムゾン、フリップのフォロワーなのは間違いないけれど、一方で電子音や鍵盤の多用によってそういった音楽とはまったく違う緊張感があり、大変かっこいいです。
制作時期が近いのとプロデューサーがBruce Gilbert, Gareth Jones, John Fryer, Paul Kendallと当時のミュートを支えた人たちだけあってWireの"A Bell Is A Cup... Until It Is Struck"と表裏一体的なアルバムだと思う。たぶんこれにHe saidの"Take Care"があれば80年代後半のミュートの裏街道(?)がわかるのではないか(もちろん表はデペッシュ)。