何これ・・・笑っちゃうくらい問答無用過ぎる・・・。
先日某氏のライヴに行った際会場(超小さなカフェ)で流れてたの聴いて以来ぞっこんです。適度な気怠さが人肌の温もりを感じさせてくれます。それにしてもShazam超便利ですよね・・・。
先日真夜中の(と言っても21時頃とかですが・・・)ブックオフ池袋店280円棚digで見つけた最高にイカしたジャケと最高にイカした名前のバンドによる最高にイカしたオルタナフォークロックアルバムです。メロにアレンジに歌心、全曲イカしまくりです。久々に漁って久々に良いもん引き当てましたがやっぱりたまには時間かけてじっくりやってくべきですね。嗚呼俺達の宝島ことブックオフ・・・。ちなみにこの日生まれて初めて友人とブックオフdigする事ができました(みんなでラーメン食ってぶらぶら歩いてたらブックオフに辿り着いた)。なんという十数年遅れてやってきた青春・・・(嬉々)!もひとつちなみにタイのバンドだそうです。だからタイフーンバンドなのか!(違)
子供の頃絶対にどこかで聴いた事あるような気がするんだけど絶対にそんな事ないんですよね。まごうことなき今年リリースのアルバムなのですから。2017年最も暴力的な作品のひとつだと思う。幼い記憶を改竄してしまう程の、ノスタルジーの暴力。
素敵な歌ですね。それ以外の言葉が思いつかない。なんて素敵な“歌”なんでしょう。
それにしても・・・。遂に“歌”をうたってくれたんですね、小山田氏は。ずっと待ってました。この歌が世界中のみなさんにとって末永く心に残り続ける事を願い続けますよ俺は。
飲み会の帰り道。人間誰しも酔っ払いながら夜道なんかを歩いてると割と大きな声で適当に浮かんだメロディーを適当に口ずさんだりしてしまうもので、今日なんかは「あれっこのメロ最高じゃね?もしかして俺って天才なのでは?これはいけるで!(何がだ)」ってなって舞い上がったりしていたんだけど、帰宅して風呂入ってたらこれの2曲目だったことに気付いた。やっぱりベルベッツは最高だしディアハンターと言ったら『Halcyon Digest 』だよな!ってみんなで話してたからかもしれない。という事で当然の如く私は最高でも天才でもなかったわけだがこのアルバムは最高だしブラッドフォードコックスが天才なのは何があっても変わらないのだろう。それだけでもう最高なのさ。
少なくともこの1年で最も悲しい音楽になる事でしょう。彼の音楽はいつだってそう。
某書店でバイトしてた頃、7、80年代のパンクやフリージャズにやたら詳しい社員が異動してきてこれはヤバイ!と即お近づきになって当時の話を色々聞かせてもらったり(ライヴハウスで流血沙汰とかそういうの)ちょこちょこCD貸してもらったりとかしてた(The Peter Brötzmann Octetの『Machine Gun』など)。氏は高柳昌行を心から崇拝していたのだけど、高柳のCDは『Lonely Woman Live』だけでいい、それ以外は聴かなくていい、という話を度々聞かされてて、当時『集団投射』にお熱だった自分はえ~確かにいいとは思うけどよくわかんな~いやっぱ『集団投射』っしょ、って感じではあった。今でも『集団投射』とかはたまに聴いてはサイコーってなるしもちろんこのアルバムも聴いてはかっこいいけど・・・う~ん?ってなったりするんだけど、よくよく振り返ってみるとこっち聴いてる方が多い様な気がする。惹かれ続けてるのか、謎に。
いやあこれさえあればいつまでも夏は続くでしょう。先日全く関係ないライヴ観にbushbash行ったら売ってて何となくジャケとタイトルに惹かれて購入して以来ドはまりしてしまいこりゃもう一生(夏から)抜け出せないな、と・・・。にしても東京のバンドっぽくない気がするのは僕だけでしょうか・・・。
決してそんな事はないんだろうけど、「これさえあれば他には何もいらないな」、って呟きたくなる瞬間ってあったりしませんか?自分にとってはこれ聴いてる時なんですけど。
夜が明けた頃は決まってこれが聴きたくなる。そしてこれを聴いたら寝ることにしている。この作品については語りたい事がたくさんあるけれどその全てが語るべきではないのではないか、という気がしている。一人でも多くの人に触れてほしい、聴いてほしい人がいる、という事は確かなんだけれど。
音、メロ、ユルさ加減どれをとっても絶妙に心地良いうたものサイケポップバンド1st(多分)。これ酒飲みながらの真夜中の散歩のお供に絶対最適だと思うんですよね。まだできてないけど。というか何故今してないんだ・・・。
この人の作品にはいつも圧倒され過ぎて聴き始めた頃「???」だったのが数ヶ月経ってから「スゲー!」ってなる事が多いから困る。今作も多分に漏れず。相変わらずの圧倒的な音の渦、圧倒的な謎を残しての終焉。こんなタイトルなんでセンチメンタル感全開なアルバムかと思いきややっぱりそうじゃなかった。そろそろ氏のそういう作品ってのも聴いてみたいんですけどね。
ビートとビートとの間で静かで親密なやりとりが交わされている様に聴こえる。きっとタイトルのせい。
来月待望の新作が出るとの事で。なんとタイトルが『Popp』との事で。これは期待せずにはいられませんね・・・これ以上に圧倒的な作品を期待せずにはいられない。
これを聴く前には必ず心の中で「オヴァルプロセス、起動―」と唱えてから聴くようにしている。
数年前にシューゲマニア(?)の友人に教えてもらって以来自分にとってシューゲとはこのEPでありクリエイションといえばこのEPであるって位最高のシューゲEP。バンドはその後あろうことかシューゲ成分ほぼゼロの妙にアートロックな方向性に大転換をキメてしまい何も知らずにCD買ってしまった自分は「これはこれで良いよね」なんて上手い具合にもいかずにめっちゃモヤモヤさせられてしまうのであった。
https://www.youtube.com/watch?v=Zk31KexGM2U
余裕であと百年は聴き続けられる位の耐用性を誇る面白感動エクスペポップミュージック一大傑作なのは百も承知なのですがおっさんそろそろ新作出してくれ。