ラテン音楽は「どうせいつか死ぬけど今は楽しく」「どうせいつか死ぬけど今はお前を愛してる」「死ぬの嫌だな、死ぬけど」「いつか死ぬけど今は超セックスしたい」「今日は死ななかった」「死んだ方がマシなくらい悲しいけどいつか死ぬから今は死なない」みたいな曲しかない。
Shoutのイントロが聴きたくなってSongs From The Big Chairを探したもののAmazonプライムにあったのはこれだったので代わりに。。と思ったら1曲目のコーラスワークで一気に引き込まれた。というのとこのアルバムタイトル素晴らしくないですか。
耳から得られる刺激のうちで、最も官能的なもの
今聴いても完璧過ぎてビビる。「HONEY」がリリースされてなかったら日本のロックシーンは違うものになっていたと本気で思ってる。
個人的にTHE JETZEJOHNSONで一番好きなアルバム。
この曲もなかなかカッコ良い。
そしてそんなこの曲も先刻藤戸氏がライブ版をダウンロード可能にして下さってるのでそちらと比較して聞くのも楽しい。
長すぎる、だれる、いや傑作だ等々、賛否の分かれる本作ではあるが、僕はこれを4楽章の交響曲だと思えば全然いけるし、納得もできる。ガムランや、アフリカのドラム。呪術ようなコーラスワークなど民族音楽にも目を向けていて、それがまたクラシックを想起させる。プログレッシブの万国博覧会と呼びたい。
危機の次に聴いたのがこれだった。こじんまりとした中古レコード屋に置いてあった。ジャケットからはわからなかったが、二枚組で四曲しかない大作中の大作だった。大変なものを掘り当ててしまったと、興奮したのを覚えている。
Soft Boys, Katrina and the WavesのKimberley Rewが好きで、他で未収録の曲が入ってるこのVAを知り、なんかの拍子にとあるレコ屋で貰った(!)んですが、全編良い感じなんすよ。MRIで頭部の撮影するときに好きなCDかけて良いよと言われ、これかけてもらったら、技師さんに「何処で買えるのコレ?」と訊かれました。
朝飯作って食ってたらカウンターに連れ合いが買い直したと思われるコレがあったのでちょっと再生。当時のイギリスの政情、今のイギリスの政情、今の自分たちの国の政情などを想い、さすがに感慨深くなる。そして味噌汁にスタカンは合わない。
「STRIKE ReBUILD UPPER」で一番聴いてるのが地味に「オーパス・アンド・メイヴァース」だったりするんですが、この時もやっぱり良い。
「STRIKE ReBUILD UPPER」が一番よく聴いてた頃の曲ばかりで構成されててやっぱり良いなーと思ってたら、このオリジナルが12年も前の作品ということに気が遠くなった…Garbadian Strikeに至っては2001年とか。
完全に2016年の音にリビルドされた傑作。一番よく聴いてた頃の曲ばかりで嬉しく、オリジナルよりも好きなアレンジメントが多い。「SUNDAY is DEAD」が入ってて嬉しい。
だいぶ久々にジェッジの作品に触れたら、声が前に出てるのと歌い方が変わったからか、妙に生々しい江戸前の巻き舌だなあと感じる。
敢えて前の方聞いてるけど「本当にリマスタリング(という名のリレコーディング)して良かった」となってる。
人と話したくないというか会いたいと思えないレベルで心身ともに落ち込んでる時にこれがとても沁みる。
そしてブリグリで一番好きなシングルはダントツこれ。
ではおやすみ。
自分が長尺曲を好んでよく聴くキッカケになった一枚。アリが生まれてから踏まれて死んでしまうまでの一生を描いた、4パートから成る全1曲64分のインスト作。ヘヴィーサイケ、正しき混沌。俳優としての浅野忠信もズバ抜けて格好良いがギタリストとしてのTADANOBUもズバ抜けて格好良いという事をこれで初めて知った。