待ちわびてたKuba Kapsa Ensembleの2nd。リリース告知されてから数ヶ月、ようやくCDとLPのリリース(デジタル配信はもう少し先に始まってたらしい)。タイトルの通りメンバーが4人だったり、一聴した限りではライヒフォロワーと語られるような部分はだいぶ鳴りを潜めていたりと、1stとは違う雰囲気ながらも心地良いエッセンス。
目下の作業が諸々落ち着いたら改めてゆっくり聴こうと思います。
ウルトラセブン~ウルトラマンレオまで劇伴を作曲した冬木透の真骨頂。一番有名なワンダバが聴ける。
John Parishプロデュースが3枚続いてるマリの女性歌手。これはその一枚目。なんかこの人、内面はかなり西洋人なのかな?外交官の娘、とか聞くとそんな先入観が芽生えてしまう。。共同体に所属してる感じの音楽とは違うような。
これ夏の終わりの感じ。または、回想の中の夏。PJさんのことは全く追ってないけど、このアルバムだけは聴く。M10が好きで、調べたら歌詞もすごい良くて「この人こんな歌詞書けるのか素晴らしい〜」と思ったら、これだけ別人の作(いろんな人が歌ってるっぽい)でした。
格好良い。クール。以上。……って感じのアルバムなのだけど、本当にすごい。思考能力を失わせるような『ロックのダイナミズム』の裏側には確かな今の肌感覚が。
RVGが亡くなっていた、というのを昨夜聴いたのでこれを再生するおたく。今聴いても十二分に刺激的。菅野よう子ってあまり好きな作家じゃないのですが今作だけは別。
これとSzenarioが好きです。Oは長すぎて飽きます。
そうかseefeelがいったん解散したときってマーク・クリフォード&The Other Threeに分裂していたのかというくらいWARP在籍時のseefeelと違う。あとレーベルがTouchだった。
ひ ど い。胡散臭いバンドだとは思ってたけど初期はもっと馬鹿丸出しな感じで。後にHysteric Glamourとコラボするバンドとはとても思えない。
単調なリズムにインチキなカッティングとよくわからないノリのベース、チープなシンセ、フリーキーといえば聞こえのよいだけのサックスやラジオナレーションのコラージュが絡み往年のダブマスターの上っ面を舐めたような残響処理で仕上がるのがキャブスの魅力だと思っていたし今もそう思う。フェイクは続けていくうちに次のマスターピースになりうるのだと教わってしまったが故に未だ純音楽的なものに対する耐性がないのと愉しみ方を知らない。
悲しいときはこれの1曲めを聴きたくなる。みんなきちんと寿命を全うして欲しいです。
バンド名が問題になって解散になったのは周知の事実だが、改名していたら今のShellacが存在しないか違うスタイルになっていたかもしれないと思うと感慨深い。泣く泣くスーパーナチュラルオーガニゼーションに前売りの払い戻しに行った事さえ思い出。あと、軽音の合宿先でこのアルバムのアルビニの音が出せたぞとW氏が昼寝中の俺を叩き起こしに来たことも一緒に思い出した。
Steve Lehmanについての知識はほぼゼロで、なんとなく硬派の現代ジャズの人というイメージだけあり、このアルバムも聴く前はあまり期待してなくて、一応チェックしておこうみたいな感じだったんですが、これは凄い。自分の中では『★』に迫る2016年発の傑作でした。一言で言うと「ジャズ+ヒップホップ」なんですが、近年にない感触、Jungle Brothersの3rdとか、Company FlowやSensational、Blue Seriesなんかの流れを思わせるアンダーグラウンド感、もう死滅したのか?と思ってたものがどっこい生きてた、みたいな嬉しさ。でも全然古くない、今だから出来た音。ドラムにはグラスパーのピアノトリオで叩いてるDamion Reid、ラッパーはAnti-Pop ConsortiumのHigh Priest(英語)とセネガル人のGaston Bandimic(ウォロフ語)の2トップ、特にウォロフ語ラップヤバいです。Lehman氏には感謝!
続けて聴き始めて気がついたら終わってた。こういうギターの鳴り方に魅力を感じる事は個人的には結構珍しい。
以前、友沢ミミヨがジャケ画を描いたInsignificanceの発展形というべきか。文字通りSimple Songs。沁みる。