Reviews (8311)

A.C. Marias / One Of Our Girls (Has Gone Missing)
制作時期が近いのとプロデューサーがBruce Gilbert, Gareth Jones, John Fryer, Paul Kendallと当時のミュートを支えた人たちだけあってWireの"A Bell Is A Cup... Until It Is Struck"と表裏一体的なアルバムだと思う。たぶんこれにHe saidの"Take Care"があれば80年代後半のミュートの裏街道(?)がわかるのではないか(もちろん表はデペッシュ)。
Neil Young / Arc
Weld(1991年発表の轟音ライブ)のオープニング、エンディング、残響、キメて盛り上がる部分だけを編集してとても格好よい轟音と歓声だけの作品になってしまったArc。時代はジャンクバンド人気からゲフィンその他メジャーレーベルがグランジ/オルタナ(書いていて恥ずかしい)を仕立て上げた頃。サーストン・ムーアやJ(マスシス)、カート・コバーンがロックスターになりつつあった。(もともとリスペクトはされていた)ニール・ヤングはこれを出す事で彼らに「このおじさんには敵わないや」と言わしめたに違いない。Weldツアーはソニック・ユースもサポートしていた気がする。ロックの渋みとか辛味とかコクとか一番美味しいところが凝縮されているアルバム。俺は常々ソルマニアやマゾンナを「ロックの残滓(でも最後に残った一番美味しい部分)」と思い込んでいるのだけどArcもまさにそんなところだと思う。ニール・ヤングが歌うのは"ライク・ア・ハリケーン"や"ラブ・アンド・オンリー・ラブ"のほんの一節だけ。あとはドカドカドカドカギュイーンドドーンドドドドドドという感じ。これは本当にアガる。曲も聴きたい人はWeldとセットの2枚組もあるのでそちらもおすすめ。
dCprG / Franz Kafka's South Amerika
この世界情勢の中に居ながら爆音で聴くDCPRGは最高だなあ!!!!!(笑えない)
MAD TRIGGER CREW・麻天狼 / MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼
朝からアレなことがありアレな気分になったので聴いてみたら如実に効果あり。山嵐は偉大。
Salyu / MAIDEN VOYAGE
とある番組見て流れていたので本日聞いてるという。
Extruders / Colors
ここ1週間くらいずっと聴いている。仕事場でも脳内で流している。そして、今日は聴きながら寝る。
Isobel Campbell / There Is No Other...
ベルセバはそう好みという感じではないけどなぜかイソベルソロは毎回結構ツボ。
New Order / Singles
ロンドンレコードに移籍してからもsubstanceみたいなアルバムが出ていたんですね。ceremonyもtemptationもsubstanceとは別バージョンっぽい
EXTRUDERS / Hilltop Radio / Punch and Judy
『Hilltop Radio』を聴いた時の没入感というか、ずぶずぶ沈んでいく感じはいったいなんなのだろうか……。抜け出せない。
Pot-pourri / Classic
本日の仕事場での #脳内BGM は『Lempicka』でした。
Miles Davis / Bitches Brew Live
発掘(?)ものだけど個人的にお薦めなエレクトリック・マイルスのライブ音源。tr.01~03は珍しくサックスの居ない編成で吹きまくるマイルスとバキバキにメカニカルなチック・コリアのエレピが聴けます。
Cv313 / Analogue Oceans
この人たち(?)も長年このスタイルでやってきてるんですよね。正直いうとアルバムの中身をシャッフルされたらどのアルバムかってわからないくらい金太郎飴。でも好き。
Asa Tone / Temporary Music
基本トライバルなリズムの曲なんだけどTestpatternぽいリズムの曲があったりmanitobaみたいな曲があったり細井美裕みたいな曲があったりして全般的に心のマッサージされてる気分。(強めに)
Oval / Scis
黎明期のエレクトロニカみたいなポップな音。
久しぶりにoval聴いた。

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