世の中名盤だらけで聴ききれないですよ
ここが地獄だとしても我々は生きているのだから。
「なんか好みじゃないからやるよ」と親友から貰い受けてはや25年、未だに大好きなアルバムのひとつ。今日はその親友の命日。俺は変わらず元気でやってるよ。
引き続いておりますマイ・ブーム。当時は何が『ヌーヴォ・メタル』じゃと否定的な声も多かったように記憶しておりますが(だから聴くのを後回しにしていた)、メタルはもちろん、所謂インダストリアルとも違った鉄くさい音はけっこう唯一無二なんじゃないかと思います。以前、原爆オナニーズのタイロウさんが、discotortionの3rdについて「こういう音楽をこそメタルと呼びたい」みたいなことを言っていたのですが、わりとその隣人、なんじゃないかしら。かっこいい。
hellaのドラマーザックとミックバーというギタリストによるユニット。マシンガンドラムとクロマチックスケール鬼速弾きのインプロ。今6曲めだけどつらい。つらい。つらいから2回言った。
人間椅子で一作、となると迷いに迷ってこれでしょうか。表現も技術も的が定まっているバンドなので駄作というものは存在しないわけですが、今作は特に地元・青森の映画館で録ったという録音の良さが耳を惹きます。メタルがどうこうではなく、98年の日本でこの録音は相当耳が良いんじゃないかと思います。怪奇幻想趣味からパチンコ小咄まで世界観は相変わらず。案外、ガチガチのメタラー(特にジャパメタとか好きな人)よりもナンバガの殺伐さが耳に心地よい、みたいなインディロッカーにアピールするんじゃないかなあと思ったりします。ストーナーだのドゥームだのに分類されがちですが、空気読めてるオルタナ・メタルとしての再評価をもう一度。90年代から彼らは英雄ですので。
いきなりドラムと変なギターでグルーヴ始めてベースとサックス入ってきてワオッ!
ギターのオリジナルなヘンテコフレーズはフュージンスキーの上位互換って感じでかっこいい!
ローマ字で検索したら出た。空飛ぶ円盤に弟が~は無かったけど。下宿で同級生のプログレマスターと一緒に聴いてたヤツを今はスマホで…。
『2000年代のインスト・ジャズ・ロック』と言われてまず気になった人はすぐに聴いたほうがいいです。フュージョン/プログレ/ポスト・ロック、どのジャンルのファンもニコニコしながら聴けるアルバムなんじゃないでしょうか。めっちゃいいです。『Seven』あたりのSoft Machineを現代的にしたような。
バッドレリジョン的な泣きギターだし、速いし、みんな叫んでるし、1曲1〜3分だし、嫌いなわけないじゃない!!
プログレ聴きはじめの頃に出会ってはいけなかったアルバム。そのせいで『プログレというジャンルはこんなやべえのがうろうろしてんのか...』と勘違いする羽目になった。プログレッシヴというよりはエクストリームですね。
20年そこそこ音楽を聴いてきた中で指折りの名盤に東京スカパラダイスオーケストラ『FULL-TENSION BEATERS』があるんですが、これはその実質的な続編というか、あの頃に見た夢の続き、なんですね。スカだのロックだのブラスだのどうでもよくて(まあ、強いて言えば全部なんですが)、むちゃくちゃかっこいい音の塊です。ド名盤。
最近、極限までアンビエントな音を流しておきたい、と思ったときはだいたいこのひと。あまり身体や心の調子が良くない、というときにそっと寄り添ってくれるような音楽を愛しています。