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DJ Smash / DJ Smash Presents...Phonography: The Blue Note Remix - Mix CD
amazonで1円だった。なんか、この時期のこの手のサウンドって、現在の(ロバートグラスパー以降、『Jazz The New Chapter』以降の)この系統の音楽に比べると、明らかに技術もないし、雰囲気とセンスだけだし、単純だけど、なんか今でも好き。いや、今の方が、当時より好きかも。音楽そのものが完成されてなくて、想像力を働かせる余地がある?
Bob Belden / Three Days Of Rain
サントラだからかな?なんかすごい映像感がある。
CD欲しいんだが、amazon見たら、値段高いのしかなくて、仕方なく配信で聴いてる。
OBLIVION DUST / RADIO SONGS ~Best of Oblivion Dust~
解散ベスト盤にこんなこと言うのも何ですけど名盤ですよね。冒頭の新曲「RADIO SONG」は僕がロックで受けた衝撃の最初期の一つです。いまもいいバンドだけど、やっぱこの頃が好きだなあ。
the hatch / Opaque Age
いま宇宙一カッコ良いバンドによる宇宙一ヒップなアルバム。TA-1(KONCOS)さん言うところの『北の寒さに狂ったマイルス』という表現が限りなく本質に近いように思いますが、もっとオリジナルな存在です。ライブも人類から半歩ハミ出したようなカッコ良さなんでお薦めです。何度でも観たいなー。
SHERBETS / SIBERIAN MADNESS
唐突に聴きたくなったので。なんなんでしょうねこのバンドは。ベンジーの静謐な詩情をフィーチュアしているようでいて、ガツッとロックする感じはまさに唯一無二。ベスト盤だから名曲揃いなのは当たり前なんですけどそれにしても凄いアルバムだわと再確認。意外と日本のサッドコアってこういうことなのかもしれんです。
the hatch / Opaque Age
北海道の大地震の日に届くというのはなんとも数奇な巡り合わせだ。先日zArAmeレコ発でゲンドウさんが連れてきたDON KARNAGEもそうだったのだけどポストハードコアというよりハードコア以前の音楽、特にラフトレードとか4ADあたりのバンドを聴いてきたんじゃないかと思う瞬間が何度かあった。例えばTHE BIRTHDAY PARTYとかTHE POP GROUP。いずれもカリスマチックなフロントマンは不在なんだけど。the hatchはこれからもっと注目されていくバンドだと思う。アルバムはライブよりだいぶ整然としていて聴きやすさもある。
ささきいさお / 宇宙戦艦ヤマト / 真赤なスカーフ
#三井ビルのど自慢 のマクロミルさんのヤマト(個人的推し)に敬意を表しすぎて脳内無限ループが止まらなくなってしまいついに普通に聴きはじめました。
Patrol / Zirconium
かかかかっこいー!ようやく聴けましたPATROLの2nd。FOO FIGHTERSって思ったよりポップだな……(いや好きですけど)とか思っていた身にはどストライクな、胸をすくようなヘヴィさ。90年代的なヘヴィネス/ポップネス/エモーショナルをまとめあげてそのままブン殴る、みたいな爽快感が素敵です。『うるさいロック』が好きなら問答無用でお薦めしたい名盤です。
人間椅子 / 頽廃芸術展
人間椅子で一作、となると迷いに迷ってこれでしょうか。表現も技術も的が定まっているバンドなので駄作というものは存在しないわけですが、今作は特に地元・青森の映画館で録ったという録音の良さが耳を惹きます。メタルがどうこうではなく、98年の日本でこの録音は相当耳が良いんじゃないかと思います。怪奇幻想趣味からパチンコ小咄まで世界観は相変わらず。案外、ガチガチのメタラー(特にジャパメタとか好きな人)よりもナンバガの殺伐さが耳に心地よい、みたいなインディロッカーにアピールするんじゃないかなあと思ったりします。ストーナーだのドゥームだのに分類されがちですが、空気読めてるオルタナ・メタルとしての再評価をもう一度。90年代から彼らは英雄ですので。
オワリカラ / Q & A
いやー最高。これが現在進行形のサイケデリック・ロックです。基礎体力こそ高いけれどスポーティとは無縁で、ただひたすら不健康に噛みつく猥雑なロック。新作はオーケンと組むらしいですが、単独でもビッグになっていってもらいたいですなー。「金田一耕助の帰還」大名曲!
Nicolas Moreaux / Fall Somewhere
フランス人ベーシスト。前半の曲(2枚組CDの1枚目)はネオアコジャズ、だと思う。後半はもっとジャズ。曲が良いし、曲名が好き。
小島麻由美 / a musical biography 2001-2007
どちらかといえば90年代の方が話題に登ることの多い小島麻由美の活動ですけども、こちらの中期?ベストも流石というか見事というか。テレビを観ていて「ロック ステディ ガール」を歌う姿に衝撃を受けたのも今は昔。毒レトロ・ブームが終わっても強烈に世界観を提示し続ける一枚です。当時を代表する、いま聴いても古びない作品。
Cluster & Eno / Cluster & Eno
Cluster & Eno 、今までここで書かれてなかったのが意外だった。ジャケットに何か響くものを感じた人にお薦めしたい。
Plastic Tree / doorAdore
プラ、久しぶりの名盤です(良作、名曲は続いてましたが)。押し引き、特にギターが全面に出たアグレッションとキャッチーなサビが噛みあうさまはまさにプラの真骨頂。何が良いって曲が良いので、ギターロックとかロキノン系と言われるジャンルが好きな人は全員聴いたらいいです。ヴォーカルに癖がありすぎ、と言われますが、ロキノン系の甲高い声ともそう変わらないと思うんだけどな。
Manuel Göttsching / Live At Mt. Fuji
ようやく聴けました。2006年のライブ盤。バンドを率いたAshra名義での『@shra』も良かったですが、より肩の力が抜けたソロ・パフォーマンスは涼やかでこの時期にピッタリ。録音もライブとは思えないほどクリアですし、名曲名演を堪能できる一枚です。『E2-E4』や『New Age of Earth』の次にぜひ。
Laraaji / My Orangeness
こないだパソコンの掃除で筐体を開けたんだけど、閉め方が悪かったのか電源スイッチの効きが悪い…

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